2012年4月1日日曜日

愚人节

入学から40日目にしてようやく「学生証が出来上がった」という電話が留学生事務室から届く。「3時に取りに来て」と言うので取りに行ったけれども、エイプリルフールだし、嘘であることを半ば期待していたのに嘘ではなかった。でも何やら「この学生証の交付自体が嘘です」と言っていそうで、微妙に留学が嘘な気もして来た。
学生証を手渡す先生の手。

reechoが住む女子学生寮、四人部屋を三人で使っていて、reechoの机の上は完全に物置になっている。

本当に皆さん、クラクションを鳴らしまくります。日常的に何か気分を害すれば、ひっきりなしに鳴らしまくります。昆明の人は、よそ者も普通話も嫌いで、道を尋ねられると「知らん!」と叫ぶのが好きです。そもそも人の話を聞いてくれません。道を尋ねたり話を聞いてもらいたい時には、おまわりさん或いはお医者さんを選んだ方が良さげです。上海のおまわりさんは、人懐こい一般人とは違って機械的でぞんざいな印象があったんですが、昆明では素朴で庶民的なおまわりさんが多く、薬剤師さん含む中医の先生も日本では考えられない多さで便利です。職業柄、彼らは比較的人の話をきちんと聞いてくれます。でもやっぱり全体的に警戒心が強くて人を無視する傾向が強いです。そもそもこんなに狭い地域でなぜ21言語が今でもきっちり使い分けられているのかと言えば、他民族or他部族との交流がそれ程盛んではなく、共用語の必要性が無かったからだと思われ。部族間の闘争や略奪も歴史的に沢山あった様で、よそ者に対して恐怖心を抱く人が多いと言うか。警戒心が強いことや人見知りが激しいことにもそれなりに根拠がありそうです。

砂埃が凄いので、眼鏡を掛けていないと目が開けられなくなります。

昆明に住む人は比較的内向的で、日本人以上に陰湿な嫌味を連発する人も多いです。昆明は30年間で急速に発展した街だそうで、視野が狭くて排他的な田舎者の集まりと言う感じも拭えません。上海・北京の様にど派手に嘘をつく人が少なくて素直だけれども、上手く相手を騙したり丸め込んだりせず、嫌がらせで人を従わせようとする人が多い気もします。相手の真似をした嫌がらせが多いのも特徴的で、したり顔をして「僕もここに来て間もないから」と言って道を全く教えないのが昆明人の特徴だったりします。商売中に客を馬鹿にするのは損だと思うんですが、客を見下す自分に惚れ惚れしているナルシストも多いです。

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