2015年6月19日金曜日

劇場通い



今日、地下鉄Kontractva駅傍の劇場の帰りにIndependence Square(Maidan)の地下鉄駅を出たらミニーマウスが煙草を吸っていた。写真に撮ったらパンダが寄って来てReechoの携帯電話を取り上げてReechoを撮り始めた。それで撮影料金1$を請求される。

IndependenceSquare横の劇場キエフ音楽大学のものであるらしく、これまた質の高い公演が目白押し。国立オペラハウスも学生なら無料で何処でも空いている席に座れるらしい。最上階はいつも1割程度しか客席が埋まっていないのだが、学生が一斉に詰めかけたら満席に成るのかな。

今日はコッペリアを見て来た。コッペリア役が日本人だった。キエフバレエ団にも日本人が何人かいて、バレエを観れば日本人がいて嬉しい。毎日宝石箱を開け閉めしている感じ。あんたにはうちの宝石箱を開け閉めして欲しくない、と言いたげな気難しいおばさんに睨まれながらも毎日通ってしまう。何しろ最上階なら毎日1$で世界有数のバレエ団の公演が見られるのだ。オペラも素晴らしい。演目によって違うがまだマリア・カラスの様な喉を傷める発声方法で公演している。叔母の声で慣らされていて、ギンギン響く古い発声方法がReechoには嬉しい。確かに航空費は高かったけど毎日の劇場通いで元が取れそうな感じ。

昨夜はSt.NicolasCathedralでパイプオルガンのコンサート。一番安い席で40UAH:約250円と高めながら客席は半分以上空いていて前に詰めることが出来る。客層が良くて落ち着いた音楽鑑賞会、神様に見守られている気がする教会で束の間の安堵。

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